イマドキの歌 [児童クラブにて]
金曜日・・1年生と一緒に宿題をやっていた。
金曜日はやはりみんなテンションが高め。これは大人も子供もみ~んな同じかな。
宿題やりながら おもしろい歌うたっていた。
♪♫ 「亀は万年、鶴は千年~~~はとは1年~~~♫」
はと?はと? はとって寿命は1年なの?よく知ってるなあ・・・・
いいえ鳩山内閣の事でした・・・・・。
少しづつだけどね・・・ [児童クラブにて]
同僚のYさんとよく話す。
落ち着いてきたね、これで夏休みまで もう少し(私達が)頑張れば いい線いくよお。
いい線ってなんや?
このYさん、熱い人なんです、すごい。そこまでて言うくらい熱く子供達に接する。
尊敬です。
一人ひとりの話をよく聞いてあげる、聴くのです。14の心と耳で聴いてあげる。
児童クラブのいる子供のお家は共働きの家庭が多いから お迎え来て、家に帰ると家事が待っているし・・・なかなか子供の話を聞いてあげられないのではないかと思う。
せめて ばってん先生でよければ聴こうじゃないの!って気分。
今日はおかんはお休み。
そんじゃあ、こっちが変わるか? [児童クラブにて]
何回いっても 何回はなしてもなかなか伝わらない~~~~~!!!!
よく他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられると、と言う。
じゃあ こっちが変わってみよう。
なんていう事はない。
帰ってきたとき自分の名前を言いに職員の元へ子供が来ていた。それをこちらがお迎えにいくというパターン、
これまでも、もちろんお帰り~~とやっていたが、それをもっとおおげさにお帰り~~とパフォーマンスをしてハイタッチして出迎えるという形にしてみた。
むかつく~^~の気持ちがそこでのハイタッチで 瞬時に切り替わるのかしら?
それ以後 おだやか~~になるのです。
ハイタッチともに 「宿題やるぞ~~」といい 一緒にやる。もちろん指導員は一緒にただいるだけ。
宿題が終わってしまうとすっきりするのかしら?
親御さんによっては 勉強が一番、宿題をきっちりやらせてか自由にさせてくださいとおっしゃる方もいる。
家ではちっとも見てあげないのかしら?
トラブルが起こってもそうか、そうかとただ聴いてやる。同調してやる。
そんあな事してるうちに納まるのです、あれ、おれってなんでこんなに怒ってたんだけ?見たいになる。
こちらが変わる、そんな簡単な事。指導員ではなく職員だって事。
あらまっ!です。
今日は雨・・・ [児童クラブにて]
雨降りだと大人も気分が塞ぎます。
こんな時 子供達はどうなのかなあ。
帰ってくるときから靴や上着やびちゃびちゃ濡れるし・・・・センター(地域のコミニュティセンターを借りてます)の中だけでは ストレスたまりそう。
金曜日は明日から週末ってことでか?帰ってくる子供達のテンションは高い。
週末どこ行くの?何かするの?
というとニコニコして「 ジャスコ行ってゲームして、ヨークベニマル行ってゲームして ホテルお泊りして 食事して、またゲームして帰って来るの。」
?毎週末にゲーム三昧?
確かに親は楽ですが・・・・・
「スポ少はいりたいけどママがダメって言うの。」
確かに送迎や応援で ジャスコにはいけなくなりますが・・・・
イマドキのこどもという漫画がありますが イマドキの事情もあります。ので、またそれぞれの家庭の考えもありますので これ!というものはありません。
さあ、今日は何ていって帰ってくるのかなあ。楽しみです。
たぶん・・・『さみい~~~~最悪~~~~かな。』
どうやったら・・・・ [児童クラブにて]
元気な2年生。
一回、火がつくと・・・すごい事に。これまで 指導員がキンキン声をだしても右から左に聞き流してしまってる状態。だからといってほっとくわけにもいかないので その都度注意、または怒鳴って? いたらしい。
私が初めて行った時の感想としてはキンキン否定的な言葉でいいすぎなんじゃないのか?という印象を受けた。
まず、じっくり話しを聞く事からはじめた。 わずか一ヶ月半くらいで効果はでてきたように感じる、
それは子供達自身が学校に児童クラブになれてきたということもあるかとは思う。
挑戦は続く
今度は 児童クラブにただいま~~~と帰ってきたときに玄関で出迎える事。
お帰り~~^とハイタッチで手をパチンと合わせるだけ。不機嫌そう顔をしていたら その場でどうした?と聞く。
荷物多いね~と声かける。
格好いい服ねと声かける。
これまでは出迎える事はしなかった。
名前を告げてくるのを待っていた。いわば待っていた。子供が指導員のほうに来るのを待っていたという具合だ。
今度はこちらから 出迎える。
それだけですが子供は違う。
宿題先やろう。先生 一緒にやって~~~
と、一緒にプリントを眺める。
わからないわけではなく、そばにいて欲しいだけ。
そんな一瞬の時間でさえ 一緒に過ごすと心が平穏というのか、暴れる事が少ない。
火がついてしまってから消すのは大変。
子供に火がつく前に、手を差し出すという方法。
今のトコこれが 効果的だ。
ちょこっとしたことなんだけど。
こちらから声かける。
何かしてから先生~~と呼ばれるのではなく こちらから行く。
その方法で見守ります。
児童クラブは学校と家庭の間の時間。何かを指導するのではないけれど、現代においては 子供の心のよりどころになれる重要な存在であると思ってる。
難しいなあ [児童クラブにて]
日曜日に児童クラブの職員で 夕食を食べながら これからのことを話し合った。
これからの事っていうと指導方法とかなんだか言葉だけはりっぱに聞こえるんだけど・・・・5人いたら五通りの接し方があっては子どもは戸惑ってしまう。
それぞれのこだわりというようなものもあるのかもしれないけれど、これは!っていうラインを決めようっというのが集まった理由。
どうしてわかっっているのにできないんだろうか・・?
どうしてすぐ手がでるんだろうか?
と、どうしてどうしての連続ですが 一人ひとりと話すときちんとわかってるし落ち着いて話せるのに集団になると、やはり集団心理が働くんでしょうね。という事になった。
私も少ない経験の中から、また今年度初めてという新鮮な眼で見たことから思うには・・・・・
それぞれが今の子供達は家庭でも学校でも、認めてもらえてないという事カラのストレスがたまってるのではないだろうか?と思う。
一人の子・・・・いわゆるキレる子。他の先生もその子に対しては苦手意識をもっているのがよくわかる。
最初にガツンと、舐めんなよ~~~っていう雰囲気は漂わせてはおいた。
その後で 「何が好き?」と問うと絵を書くことだという。
何かの賞に入り自分の書いた絵が掲載された冊子を家の人が捨ててしまったのだと・・・・
話の中からそれがなんなのか聞き出して探し出し、印刷、パウチして持っていってやった。
『絵、どうした』
『家の壁に貼っておいた』
絵の話になるとニコニコして話す。そして物に対する観察眼も優れている事がわかる。決してそわそわしてるのではない。毎日会うたびにハイタッチをして 今日もいい顔してるな~~~と頭をぐりぐりやって接していた。
いつもおかんとばかり接してるわけではない。
でも、目に見えて落ちついてきた。
自分が認められたという事が子供ながらにわかる。
そうっかああ。すごいなあ、と、ただ話しを聞いてやるだけ。
児童クラブに来ている子供達は学校が終わって家に帰っても誰もいない子が多い。
家の人が迎えに来る~急いで帰る~食事の支度、片付け~明日の準備 と子供の話をゆっくり聞いてやる暇はなかなかないだろう。
学校から家にいくまでの少しの時間であるが ホットする時間を提供できたらいいと思う。
子供と接するのにテクニックなんていうと機械的ですが 、指導員自身のスキルアップは必要であると思う。子守ではない。
子供達が少しずつ落ち着いてきた。
昔も今もいけないことなどの規範は同じ、ただその表現の仕方、表し方が変わってきている。
おかんもスキルアップのために勉強しよう。
ただ、おかんが褒められるのは 腕白の子供達の相手がうまい!と。
そんな事はないよ。ちょっぴり元気な子供達に慣れてるだけ・・・
だって わが子がそうだったからね。