難しいなあ [児童クラブにて]
日曜日に児童クラブの職員で 夕食を食べながら これからのことを話し合った。
これからの事っていうと指導方法とかなんだか言葉だけはりっぱに聞こえるんだけど・・・・5人いたら五通りの接し方があっては子どもは戸惑ってしまう。
それぞれのこだわりというようなものもあるのかもしれないけれど、これは!っていうラインを決めようっというのが集まった理由。
どうしてわかっっているのにできないんだろうか・・?
どうしてすぐ手がでるんだろうか?
と、どうしてどうしての連続ですが 一人ひとりと話すときちんとわかってるし落ち着いて話せるのに集団になると、やはり集団心理が働くんでしょうね。という事になった。
私も少ない経験の中から、また今年度初めてという新鮮な眼で見たことから思うには・・・・・
それぞれが今の子供達は家庭でも学校でも、認めてもらえてないという事カラのストレスがたまってるのではないだろうか?と思う。
一人の子・・・・いわゆるキレる子。他の先生もその子に対しては苦手意識をもっているのがよくわかる。
最初にガツンと、舐めんなよ~~~っていう雰囲気は漂わせてはおいた。
その後で 「何が好き?」と問うと絵を書くことだという。
何かの賞に入り自分の書いた絵が掲載された冊子を家の人が捨ててしまったのだと・・・・
話の中からそれがなんなのか聞き出して探し出し、印刷、パウチして持っていってやった。
『絵、どうした』
『家の壁に貼っておいた』
絵の話になるとニコニコして話す。そして物に対する観察眼も優れている事がわかる。決してそわそわしてるのではない。毎日会うたびにハイタッチをして 今日もいい顔してるな~~~と頭をぐりぐりやって接していた。
いつもおかんとばかり接してるわけではない。
でも、目に見えて落ちついてきた。
自分が認められたという事が子供ながらにわかる。
そうっかああ。すごいなあ、と、ただ話しを聞いてやるだけ。
児童クラブに来ている子供達は学校が終わって家に帰っても誰もいない子が多い。
家の人が迎えに来る~急いで帰る~食事の支度、片付け~明日の準備 と子供の話をゆっくり聞いてやる暇はなかなかないだろう。
学校から家にいくまでの少しの時間であるが ホットする時間を提供できたらいいと思う。
子供と接するのにテクニックなんていうと機械的ですが 、指導員自身のスキルアップは必要であると思う。子守ではない。
子供達が少しずつ落ち着いてきた。
昔も今もいけないことなどの規範は同じ、ただその表現の仕方、表し方が変わってきている。
おかんもスキルアップのために勉強しよう。
ただ、おかんが褒められるのは 腕白の子供達の相手がうまい!と。
そんな事はないよ。ちょっぴり元気な子供達に慣れてるだけ・・・
だって わが子がそうだったからね。
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